全日本卓球選手権の名勝負 (後編)

どうもこんにちはシュンです。

今日は前回書いた全日本卓球選手権の名勝負の続きを書きます。前回も読んでもらえたら嬉しいです。

 

1.水谷選手VS吉村選手(2011年度決勝)

2.水谷選手VS丹羽選手(2012年度決勝)

3.丹羽選手VS神選手(2014年度準決勝)

4.張本選手VS大島選手(2018年度準決勝)

5.張本選手VS宇田選手(2019年度決勝)

の4.5を書いていきます。

 

~張本選手VS大島選手(2018年度準決勝)~

この大会の本命は張本選手でした。誰もが張本選手が勝つだろうと予想するほどです。大島選手は世界大会などでは勝ちきれなかったこともありこの大会では成績を残すための迫力がありました。試合前では相性などを考えて張本選手が勝つと予想してました。大島選手は下がってフルスイングし打ち抜くスタイルに対し張本選手は台付近に常にいて左右に早く振るスタイル。張本選手の方が有利なんです。ですが試合が始まると大島選手の速攻に張本選手が対応しきれませんでした。また大島選手のフットワークがキレッキレでした。他にも張本選手の読みを外すサーブやコース取りが素晴らしかったです。張本選手は自分のテンポの試合展開ではないとき丁寧になります。丁寧になると相手を見ることができていますが体とメンタルがバラバラでしたね。まだ高校1年生だったので仕方ないのですがリードされているときはプレーに迷いが出てしまいます。試合後半では張本選手が大島選手のボールに合わせる試合運びです。フルセットまで持ち込めましたが大島選手の勢いに最後は飲まれます。全日本の連覇の難しさがわかる試合です。


卓球男子シングルス準決勝 張本 智和 v.s大島 祐哉 ハイライトフルセット

 

~張本選手VS宇田選手(2019年度決勝)~

正直水谷選手がシングルスに出ないので張本選手対挑戦者の対図でした。また張本選手と宇田選手はまだ20歳にも満たしていない若手なのでこれからを担う選手同士の試合です。正直張本選手は宇田選手に勝つことができるという自信があったと思います。試合前半では宇田選手の速攻が試合をかき乱します。宇田選手の特徴として回り込みのフォアカウンターのスピードだと思います。相手が打ってからでも間に合うほどのフットワークを持っています。張本選手は宇田選手にバック側で詰まらせるようにしています。宇田選手はフォア側でドライブすると下がってしまう癖があるようです。その布石にバックを攻めますがカウンターをやられてしまい自分の思った展開ではない無いだと思います。ですが張本選手は対応力が凄く粘ってラリーに持ち込んでいます。試合中盤では宇田選手に読みを外されてしまいます。少しメンタル的にダメになっていたとおもいます。張本選手はメンタル面が目に表れるとおもいます。いいときはイキイキした目をダメなときは目がしょぼしょぼしています。試合終盤では張本選手は吹っ切れていました。ですが宇田選手の勢いは止まりませんでした。回り込みドライブのミスが全くなくほぼゾーン状態だったと思います。張本選手は宇田選手の勢いを止めれず宇田選手が勝ちました。いくら強くても全日本は勝ちきれないことがわかる試合です。


全日本卓球選手権 男子シングルス・決勝 張本智和 VS 宇田幸矢

 

ぜひみなさんが記憶に残っている試合を教えてください