ずっと真夜中でいいのに。 正義
放課後の教室。
この部屋にいるのは君一人。
君との会話。
君の言っていることが分からなかった。
分かろうとしたが理解できなかった。
「アルビノ」
この言葉を初めて聞いた。
君の言っていることがわかっているような真似をした。
だけど君と会話を合わせば僕が背伸びして会話してることも分からないさ。
でも背伸びをしすぎれば君との距離が開いてしまう。
そしたら僕たちの関係は散ってしまう。
帰り間際。
いつも体育座りしてしている君に手を振る。
今日は何かに抗っている君に近づぎたいから。
君の人とは違う赤い瞳から感じるぼやけた音。
僕たち以外には耳障りのような声を君と心の中で叫ぶ。
昼寝をした後のような倦怠感に慣れていくのか。
ただ君の飛び跳ねた笑みには間違えはない。
夜中僕はただ君を思い出す。
いやただ思い出すだけで終わりたくない。
僕は君を抱きしめたい。
君に向かって笑って誤魔化すだけじゃまとめきれないよ。
ただしたいのは、はしゃいで幸せを譲り合ってさよならすること。
いつも言えない言葉に誓って。
僕のボロボロな内側に表面上に冷たい皮膚を継ぎ足して。
君のような生かされている浅く小さい声が正義だと信じた。
それから君に近づいたり遠のいて距離感を探ったり、分かり合ってみたんだ。
遠くに引っ越してしまう君。
そんな君は教室で寝てた。
そっと君を起こしたけどいつもと変わらない君を大切にしすぎてしまう。
きっとこれからもこれまでよりもきれいな正義という文字で君との思い出を拾い集めるんだろうな
秘密を隠し通すために悪いことをしてもそれが正義といわれるなら青くビビっている僕の心を奥におしこんで
「いつでも帰っておいで」
口癖になってしまうほど言っていた。
口癖になってしまうほど....。
いやこれからも思い出すだけで終わりたくない。
僕は君を抱きしめたい。
君に向かって笑って誤魔化すだけじゃまとめきれないよ。
ただしたいのは、はしゃいで幸せを譲り合ってさよならすること。
いつも言えない言葉に誓って。
僕のボロボロな内側に表面上に冷たい皮膚を継ぎ足して。
君のような生かされている浅く小さい声が正義だと信じた。
何度も君と話そうとも目の前の事に目を瞑ろうとしてもその途端頭が真っ白になって途端に伝えすぎちゃうな
今は願っている。
傲慢で精一杯の「うんうん」って言ったね。
夢の話を喋ったね。
心をくすぐる君の笑みで今はすべてなんだ。
いやただ思い出すだけで終わりたくない。
僕は君を抱きしめたい。
君に向かって笑って誤魔化すだけじゃまとめきれないよ。
ただしたいのは、はしゃいで幸せを譲り合ってさよならすること。
いつも言えない言葉に誓って。
僕のボロボロな内側に表面上に冷たい皮膚を継ぎ足して。
君のような生かされている浅く小さい声が正義だと信じた。
だから君に近づいたり遠のいて距離感を探ったり、分かり合ってみたんだ。
涙が頬を流れた。